火葬後に残った霊灰供養 故人の成仏願う/八戸仏教会

故人の安らかな眠りを祈る住職
故人の安らかな眠りを祈る住職
八戸市内の41寺院で組織する八戸仏教会(田口豊實会長)は11日、市斎場で、火葬後に残った遺灰を供養する「霊灰盂蘭盆(うらぼん)供養」を行った。住職や葬儀関係者約40人が参列し、故人の冥福を祈った。 故人の成仏を願う仏教奉仕活動として毎年実施.....
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 八戸市内の41寺院で組織する八戸仏教会(田口豊實会長)は11日、市斎場で、火葬後に残った遺灰を供養する「霊灰盂蘭盆(うらぼん)供養」を行った。住職や葬儀関係者約40人が参列し、故人の冥福を祈った。[br] 故人の成仏を願う仏教奉仕活動として毎年実施。今年は新型コロナウイルス感染症対策のため、規模を縮小して行った。[br] 昨年8月1日から今年7月31日までに同斎場で荼毘(だび)に付された3352人の遺灰を供養。参列者は読経の中、祭壇の前で焼香して静かに手を合わせ、故人の霊を慰めた。[br] 田口会長は法要後に「霊灰供養は、遺族や火葬場にとって大切な行事。不安な世の中だが、先祖が戻ってくるお盆に合わせて実施できてよかった」と語った。故人の安らかな眠りを祈る住職