国産リンゴ輸出量、6月は139トン/県「年間3万2千トン台」見通し

財務省が30日発表した貿易統計によると、2019年国産リンゴの6月の輸出量は139トン(前年同期比77%減)、金額6928万円(72%減)で共に激減した。小玉傾向で在庫が少なく、5月中に輸出主要国への販売がほぼ終了したため。 青森県国際経済.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 財務省が30日発表した貿易統計によると、2019年国産リンゴの6月の輸出量は139トン(前年同期比77%減)、金額6928万円(72%減)で共に激減した。小玉傾向で在庫が少なく、5月中に輸出主要国への販売がほぼ終了したため。[br] 青森県国際経済課によると、輸出している国産リンゴの9割は青森県産。主要国別で見ると、香港121トン(79%減)、シンガポール17トン(272%増)など。台湾は6月中の輸出実績がなかった。[br] 19年産の売れ行きは、年間輸出量、金額共に過去4番目の多さとなる見込み。同課の鈴木耕司課長は「6月はチリなど海外産のリンゴにほぼ切り替わり、今後大きな伸びはない。19年産は3万2千トン台に届くかどうかだ」と見通しを示した。