青森県と海上保安部が県防災ヘリ緊急出動要請に関する覚書締結

覚書に署名した(左から)貝守弘局長、青森海保の山下雄一郎部長、八戸海保の松川勝紀部長=22日、青森県庁
覚書に署名した(左から)貝守弘局長、青森海保の山下雄一郎部長、八戸海保の松川勝紀部長=22日、青森県庁
青森、八戸両海上保安部と青森県は22日、海難事故発生時の迅速な対応に向け、県防災ヘリコプターの緊急出動を、海保が直接要請できることを盛り込んだ覚書を締結した。同様の締結は全国で初めて。 覚書は、海難情報の共有や救助活動の迅速化を図り、両海保.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 青森、八戸両海上保安部と青森県は22日、海難事故発生時の迅速な対応に向け、県防災ヘリコプターの緊急出動を、海保が直接要請できることを盛り込んだ覚書を締結した。同様の締結は全国で初めて。[br] 覚書は、海難情報の共有や救助活動の迅速化を図り、両海保と県の連携強化が狙い。巡視船艇の接近が難しい養殖施設内や暗礁に乗り上げる恐れがある海域で、カヌーなどによる海難事故が発生した場合、海保が県防災ヘリの緊急出動を直接要請できる。従来は海保が消防本部を通じて要請していた。[br] 同日、県庁で締結式が行われ、両海保と県の代表者が覚書に署名した。 県危機管理局の貝守弘局長は「海保からの覚書締結の申し出に感謝している」とあいさつ。青森海保の山下雄一郎部長は「8月はマリンレジャーが最盛期となり事故も多くなる。県との連携を強化して、県民の安心や安全のため全力を尽くしたい」と述べた。覚書に署名した(左から)貝守弘局長、青森海保の山下雄一郎部長、八戸海保の松川勝紀部長=22日、青森県庁