祭壇彩る「絆葬」提供開始 東北でも珍しい取り組み/玉姫グループ(八戸)

プロジェクションマッピングを使った絆葬のイメージ(諏訪玉泉院提供)
プロジェクションマッピングを使った絆葬のイメージ(諏訪玉泉院提供)
葬儀会館「玉泉院」を運営する八戸市の玉姫グループ(木崎秀安代表)は、プロジェクションマッピングの最新技術を取り入れ、祭壇を彩る「絆葬」の提供を始めた。同グループによると、東北地方でも珍しい取り組みで、新たな葬式の形を提案していきたい考えだ。.....
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 葬儀会館「玉泉院」を運営する八戸市の玉姫グループ(木崎秀安代表)は、プロジェクションマッピングの最新技術を取り入れ、祭壇を彩る「絆葬」の提供を始めた。同グループによると、東北地方でも珍しい取り組みで、新たな葬式の形を提案していきたい考えだ。[br] 思い出の写真を投影する従来のスライドショーをさらに進化させ、祭壇などの形に合わせて八戸の風景や四季の移ろいを映し出すのが特徴。「家族との絆」をテーマに、心に残るセレモニーを提供しようと専用のプロジェクターを導入し、6月からサービスを開始した。[br] 投影時間は約7分。故人の生い立ちや家族との思い出の写真も交えながら視覚的な演出をすることにより、映し出された風景の中にいるかのような雰囲気に包まれながら、故人をしのぶことができる。[br] 現在サービスを提供しているのは諏訪玉泉院のみ。舘哲館長は「故人との思い出を大切にした特別なお葬式にできれば」と話している。絆葬は、今年オープン予定の下長玉泉院と白銀玉泉院でも実施する。[br] 絆葬に加え、新型コロナウイルスの影響で遠方からの参列が難しい家族のために葬式の様子を動画配信するサービスも行っている。プロジェクションマッピングを使った絆葬のイメージ(諏訪玉泉院提供)