比人実習生3人が消防団に加入「火事、災害時の助けに」/久慈

久慈市消防団の一員となったフィリピン人実習生の3人
久慈市消防団の一員となったフィリピン人実習生の3人
久慈市山形町の谷地林業(谷地譲代表)が受け入れているフィリピン人技能実習生3人が、市消防団に入団した。外国人の入団は初めて。19日、辞令を受け取った3人は「火事や災害があったときは、自分たちも助けになりたい」と抱負を語った。 団員になったの.....
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久慈市山形町の谷地林業(谷地譲代表)が受け入れているフィリピン人技能実習生3人が、市消防団に入団した。外国人の入団は初めて。19日、辞令を受け取った3人は「火事や災害があったときは、自分たちも助けになりたい」と抱負を語った。[br] 団員になったのは、マイケル・マプエ・パグタルナンさん(40)、ジェイアル・バコオル・セグンドさん(37)、アリエルジョセフ・セラノ・マナラングさん(27)。昨年3月から土木工事の現場で重機の操作技術を学んでいる。滞在は2022年3月までの予定だ。[br] 同社は、従業員の消防団活動に協力する事業所として認定を受けている。谷地代表によると、日頃から地域との交流に積極的な3人に入団を提案したところ、快諾したという。[br] 今月1日付で入団。同市消防団第17分団に配属となった。この日は市防災センターで廣崎康一団長が3人に辞令を交付し、「市民の生命、財産を守るのが消防団。積極的に活動に参加してほしい」と訓示を述べた。[br] パグタルナンさんは、地域を守る消防団活動に意欲を見せつつ、「団員の皆さんと交流するのも楽しみ」と笑顔を見せた。久慈市消防団の一員となったフィリピン人実習生の3人