川の生態系理解深める/南部町立名久井小、水生生物を観察

如来堂川の水生生物を採集する児童
如来堂川の水生生物を採集する児童
南部町立名久井小(池田真理子校長)は19日、学校近くを流れる如来堂川で水生生物の採集、観察を行い、児童が体験を通じて川の生態系への理解を深めた。 同町の名川B&G海洋センターが展開する「水に賢い子どもを育む年間型活動プログラム」の一環。水生.....
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 南部町立名久井小(池田真理子校長)は19日、学校近くを流れる如来堂川で水生生物の採集、観察を行い、児童が体験を通じて川の生態系への理解を深めた。[br] 同町の名川B&G海洋センターが展開する「水に賢い子どもを育む年間型活動プログラム」の一環。水生生物の採集、観察のほか、水辺の安全教室やサケの稚魚放流などを通じて水に親しむ内容で、町内小学校を対象に毎年度実施している。[br] この日は4年生28人が参加。網やバケツを手に川を歩き、水をすくい上げて生き物がいないか確認した。ヤゴや、カゲロウの幼虫が入っていると、「いた」と歓声を上げ、互いに見せ合っていた。[br] 大久保蒼良(そら)君(9)は「川の中に虫がいるイメージがなかったけれど、たくさんいてびっくり」と笑顔。坂本心悠(みゆ)さん(9)は「見たことのない虫がいた。飼ってみたい」と話していた。如来堂川の水生生物を採集する児童