三沢・補正予算案、3億8830万円追加/小4~中3の全児童生徒にタブレット端末導入

三沢市は2日、市議会定例会(8日開会)に提出する20年度一般会計補正予算案の概要を発表した。市内の小学4年~中学3年を対象に、本年度中に1人1台のタブレット端末を導入する事業費や、全12小中学校の教室に無線LANを整備する事業費など計3億8.....
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 三沢市は2日、市議会定例会(8日開会)に提出する20年度一般会計補正予算案の概要を発表した。市内の小学4年~中学3年を対象に、本年度中に1人1台のタブレット端末を導入する事業費や、全12小中学校の教室に無線LANを整備する事業費など計3億8830万円を追加し、総額を270億598万円とする。[br] タブレット端末導入や無線LAN整備は、国が学校のICT(情報通信技術)化を進める「GIGAスクール構想」について、計画を前倒しで実施する方針を決めたことを受けた措置。[br] 児童生徒2101台、教職員163台の計2264台のタブレット端末を年度内に整備するほか、普通教室や特別支援教室など189教室に無線LANを設置する。事業費は計2億4641万円(うち国庫支出金計1億5305万円)。[br] 定例会に提出する議案は計24件。新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、市独自の緊急対策支援事業などの実施に伴い専決処分した20年度一般会計補正予算についても、承認を求める。[br] 市によると、支援事業などで財源とした財政調整基金の残高は、2日現在で約13億3000万円となる見込み。