【新型コロナ】青森県、段階的に移動制限緩和へ/県専門家会議

新型コロナウイルス感染症に関する青森県対処方針について話し合われた専門家会議=26日、青森県庁
新型コロナウイルス感染症に関する青森県対処方針について話し合われた専門家会議=26日、青森県庁
政府が新型コロナウイルスの新たな基本的対処方針を示したことを受け、青森県は26日、医師や弁護士らから助言を求める専門家会議を県庁で開き、県の方針を協議した。国の方針に沿って県境をまたぐ移動の制限などを段階的に緩和し、地域経済の回復に取り組む.....
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 政府が新型コロナウイルスの新たな基本的対処方針を示したことを受け、青森県は26日、医師や弁護士らから助言を求める専門家会議を県庁で開き、県の方針を協議した。国の方針に沿って県境をまたぐ移動の制限などを段階的に緩和し、地域経済の回復に取り組む。27日の県危機対策本部会議で正式に公表する。[br] 公開された会議の冒頭、三村申吾知事は「経済活動の回復や文化スポーツ活動、イベントの再開に向け歩みを早めていく段階に入った」と強調。「感染予防対策の定着を図りながら経済回復の流れを確実なものにしていきたい」と述べた。[br] 基本的対処方針では、県をまたぐ移動の制限を6月から緩和するが、18日までは北海道、首都圏4都県と他府県との往来を避けるよう要請。19日から都道府県をまたぐ移動を認めるとしている。[br] 青森県は14日に緊急事態宣言が解除された後も県境をまたいだ移動や「三つの密」を避けるよう県民に求めている。[br] 会議では、国の方針に基づき段階的に移動制限を解除する―などの県の方針を了承。終了後、取材に応じた萱場広之会長は「県内では3週間近く発生しておらず封じ込めはうまくいっている。新しい生活様式を徹底し、再燃が起きないよう慎重に対応していくべきた」と述べた。新型コロナウイルス感染症に関する青森県対処方針について話し合われた専門家会議=26日、青森県庁