【新型コロナ】市立小中学校6月以降の教育活動の指針をまとめる/八戸市教委

新型コロナウイルスの感染防止に関する取り組みについて、八戸市教委は22日、市立小中学校における6月以降の教育活動の指針をまとめた。6月から授業時間や日課表を通常通りに戻すなど、学校生活の段階的な正常化を各校に認める一方、部活動などについては.....
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 新型コロナウイルスの感染防止に関する取り組みについて、八戸市教委は22日、市立小中学校における6月以降の教育活動の指針をまとめた。6月から授業時間や日課表を通常通りに戻すなど、学校生活の段階的な正常化を各校に認める一方、部活動などについては、対外試合は6月末まで自粛するなど、活動内容を一部制限し、引き続き感染防止に配慮するよう求めている。[br] 市教委は5月を要注意月間と位置付け、7日に市立小中が学校活動を再開して以降、授業短縮や部活動の自粛継続といった感染防止対策を呼び掛けている。[br] 今回の指針では各校の実情に応じて、6月から授業時間や日課表を通常通りに戻し、中学校の部活動や小学校のスポーツ・文化的活動も約3カ月ぶりに再開する。換気や消毒、マスク着用は引き続き実施するほか、各校が独自に行っている時差登校や一部の分散型授業の継続も認容する。[br] 授業については、気温上昇やマスク着用による熱中症リスクを考慮し、子どもが水筒を持参しての小まめな水分補給を認める。一方、本年度の水泳学習は、感染リスクなどを踏まえて中止し、夏季休業中の学校プール開放も見合わせる。[br] 部活動などについては、休校による子どもの体力低下などを念頭に、6月の活動時間を第1週は1日1時間程度、第2週は2時間程度とし、第3週から通常に戻す目安を提示。対外試合は6月末まで自粛するとした。[br] 市教委の中村雅臣教育部次長は「部活動は各競技団体の指針に準じ、子ども同士の接触を避けてほしい」と要請。学習指導に関する指針については「夏休み中に出校してもらう可能性も検討している。小中の校長会と協議中で、近く概要をまとめたい」と述べた。