4月の人身交通事故、前年比で半減 外出自粛の影響か/青森県内

青森県内で4月に発生した人身交通事故は151件で、前年同月と比べて79件減少したことが21日、県警のまとめで分かった。新型コロナウイルスの感染対策として緊急事態が宣言された影響で外出を自粛した人が多かったためとみられる。県議会文教公安委員会.....
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 青森県内で4月に発生した人身交通事故は151件で、前年同月と比べて79件減少したことが21日、県警のまとめで分かった。新型コロナウイルスの感染対策として緊急事態が宣言された影響で外出を自粛した人が多かったためとみられる。県議会文教公安委員会で、大崎光明議員(自民党)の質問に県警が答えた。[br] 4月中の交通事故による負傷者は179人(前年同月比88人減)、死者は1人(1人減)。110番通報の受理件数は、1230件少ない2558件だった。交通事故の通報が505件減少したことなどが要因とみられる。一方、「県外ナンバーの車が止まっている」など、新型コロナに関する通報もあった。[br] 県警が行う交通安全教室の開催回数は、県内の小中学校が休校した影響で減少した。本年度に入ってから実施した教室は小学校74回(前年同期比141回減)、中学校28回(13回減)だった。[br] 県警の相馬勝治交通部長は「小中学校の再開に伴い、学校と連携して交通安全教育に努める。警察官による街頭活動も強化し、子どもの事故防止に努めたい」と述べた。