【新型コロナ】突然の休診に市民戸惑い／三沢病院

2020年4月4日 7:58

配属されたばかりの研修医が新型コロナウイルス感染者と濃厚接触していたことが判明し、外来休診を決めた三沢市立三沢病院＝３日、同市

三沢市立三沢病院に配属されたばかりの研修医が新型コロナウイルスの感染者と濃厚接触していたと判明し、同院が外来の休診を決めた３日、対応を知った市民らに戸惑いが広がった。同日夜にＰＣＲ検査で研修医の陰性が判明したものの、市民からは「どこでどうな.....

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　三沢市立三沢病院に配属されたばかりの研修医が新型コロナウイルスの感染者と濃厚接触していたと判明し、同院が外来の休診を決めた３日、対応を知った市民らに戸惑いが広がった。同日夜にＰＣＲ検査で研修医の陰性が判明したものの、市民からは「どこでどうなるか分からない」「注意して行動しなければ」と改めて感染予防への思いを強くする声が聞かれた。[br]　「まだどうなるとも分からんな…」。同日午後、同院の正面入り口に貼り出された休診の告知を見詰めていた男性は、そうつぶやいて足早に立ち去った。友人の見舞いに来たという男性も「これを見れば入れないな」と口にし、きびすを返した。[br]　入院中の妻を見舞いに来た同市の男性（６３）は「こちらは家族が入院しているので、こういう話を聞くと余計に心配になる」と不安を募らせた。[br]　同院に通院している同市の男性（６７）は「どこでどうなるのか分からない。家にいるのが一番だ」と顔をこわばらせた。[br]　知人から休診について聞き、状況を確認しに来たという同市のタクシー運転手の男性（４６）は「こんなご時世だから仕方ない」と対応に理解を示しつつ、八戸市などで感染者が相次いでいることからも、「人混みに行かないように心掛けるなど、『もしかしたら自分も感染しているかも』と思って広げないように行動しなければならないな」と淡々と語った。配属されたばかりの研修医が新型コロナウイルス感染者と濃厚接触していたことが判明し、外来休診を決めた三沢市立三沢病院＝３日、同市