40年後の目標人口3万人 三沢市が第2期創生戦略を策定

三沢市は30日、市役所で市まち・ひと・しごと創生本部会議の第4回会合を開き、2020年度から進める第2期市まち・ひと・しごと創生総合戦略案を承認、同日付で策定した。40年後の60年の将来目標人口を3万人と定め、人口減少対策のさまざまな施策を.....
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 三沢市は30日、市役所で市まち・ひと・しごと創生本部会議の第4回会合を開き、2020年度から進める第2期市まち・ひと・しごと創生総合戦略案を承認、同日付で策定した。40年後の60年の将来目標人口を3万人と定め、人口減少対策のさまざまな施策を進める。[br] 直面する人口減少に対応するための戦略。16年3月に策定した総合戦略に、新たに「共生社会の推進」「関係人口の拡大・創出」「SDGs(持続可能な開発目標)の推進」の視点を追加。将来目標人口を掲げた「人口ビジョン」、24年度まで5カ年に実行する施策をまとめた「総合戦略」で構成する。[br] 市の人口は2月末現在で3万9637人。国立社会保障・人口問題研究所の推計に準拠した将来推計人口では、60年には2万2129人まで減少する見通し。[br] 総合戦略では、雇用創出や産業振興、移住・定住人口の増加、交流人口・関係人口の拡大、結婚・出産・子育てへの支援、国際化や共生社会の推進などに向け110の事業を設定。市は今後これらを実行し、将来目標人口の実現を目指す。[br] 小桧山吉紀市長は席上、「3万人よりもっといい数値を残せるよう、全庁一丸で取り組む」と述べた。