【新型コロナ】21あおもり産業センターが特別枠補助金新設

新型コロナウイルスの影響を受けている企業への支援策として、21あおもり産業総合支援センター(今喜典理事長)は4月1日から、既存の補助金を拡充する。自宅で過ごす人の増加やインバウンド(訪日外国人客)の減少など、現在の社会状況に即した商品やサー.....
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 新型コロナウイルスの影響を受けている企業への支援策として、21あおもり産業総合支援センター(今喜典理事長)は4月1日から、既存の補助金を拡充する。自宅で過ごす人の増加やインバウンド(訪日外国人客)の減少など、現在の社会状況に即した商品やサービスの開発・切り替えを目指す企業の取り組みを資金面から支援する。[br] 26日、青森市で開催する同センターの理事会での議決を経て決定する。[br] 拡充するのは、同センターの「ビジネスサポート販路開拓補助金」。本来の補助率は、補助対象経費の2分の1以内だが、新型ウイルスで業績が悪化した場合は3分の2以内まで引き上げられる。上限は20万円で、返済の必要はない。[br] 補助金の活用例は、▽自宅待機している人に向けてネット通販に力を入れる▽旅行客向け土産品を家庭向けに変更する▽インバウンド向けの広告を国内旅行者向けに書き換える―などを想定している。[br] 同センターの津島正春専務理事は「金額は少ないが、新型コロナウイルスの影響による暗い雰囲気を払拭(ふっしょく)し、前向きなチャレンジを応援したい」と活用を呼び掛けている。