下北ブランド研究所が加工試作品展示試食会開催

多彩な農水産物加工品が出品された展示試食会=20日、むつ市大畑町の下北ブランド研究所
多彩な農水産物加工品が出品された展示試食会=20日、むつ市大畑町の下北ブランド研究所
地方独立行政法人青森県産業技術センター下北ブランド研究所(松原久所長)は20日、むつ市大畑町の同研究所で農水産物加工品展示試食会を開き、本年度開発した試作品を来場者にアピールした。 展示試食会は、加工業者の新商品開発を支援しようと毎年開催し.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 地方独立行政法人青森県産業技術センター下北ブランド研究所(松原久所長)は20日、むつ市大畑町の同研究所で農水産物加工品展示試食会を開き、本年度開発した試作品を来場者にアピールした。[br] 展示試食会は、加工業者の新商品開発を支援しようと毎年開催している。今年は下北地域などから関係者約110人が訪れた。[br] 同研究所が本年度開発した加工品は28品。昨年度に続き、県内でも漁獲量が増えているサワラの加工品に力を入れ、リンゴ酢で締めたものや酒粕漬け、ワサビオイル漬けなどを出品。西日本では高級魚として食されており、来場者は開発に携わった同研究所職員に調理方法などを教わりながら、試食して味を確かめていた。[br] 農産物加工品では、下北地域で生産が拡大している夏秋イチゴを使ったドレッシングや、アピオスのグミなどが紹介された。また、同センター食品総合研究所(八戸市)が開発したサバやイナダなどの水産加工品も披露された。[br] 松原所長は「商品化に向けて興味があれば相談してほしい」と強調した。多彩な農水産物加工品が出品された展示試食会=20日、むつ市大畑町の下北ブランド研究所