野辺地に風車11基計画、5月の着工目指す/日本風力開発

風力発電事業などを手掛ける日本風力開発(東京)は18日、野辺地町向田地区への発電所新設計画を明らかにした。出力3600キロワットの風車11基を設置し、総出力は3万6千キロワットを見込む。5月に工事着工し、2022年春ごろの営業開始を予定する.....
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 風力発電事業などを手掛ける日本風力開発(東京)は18日、野辺地町向田地区への発電所新設計画を明らかにした。出力3600キロワットの風車11基を設置し、総出力は3万6千キロワットを見込む。5月に工事着工し、2022年春ごろの営業開始を予定する。[br] 同日、町役場で開催された町再生可能エネルギー推進協議会で、同社が説明した。[br] 同社によると、名称は「野辺地陸奥湾風力発電所」。全量を東北電力に売電する。総事業費は公表していない。[br] 風車は同地区の陸奥湾沿岸の南北約3キロに建設。民有地を借りる予定で、既に地権者との契約を締結しているという。施設運営は、同社と町が共同出資した特別目的会社「野辺地風力開発」(六ケ所村、松本智社長)が運営する。[br] 同社の担当者は取材に対し、「青森県内で風力発電事業は盛んに行われている。事業を通して地域貢献に努めたい」と話した。