大谷、日本選手最速の10号 内角への初球を右中間へ

 レイズ戦の3回、10号2ランを放つエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
 レイズ戦の3回、10号2ランを放つエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)
エンゼルスの大谷が日本選手最速で節目に到達した。2019年に自身がマークした44試合目を大きく上回り、投打同時を含む打者出場28試合目で10号アーチをかけ、トップのレッドソックスのマルティネス、ブレーブスのアクーニャに並んだ。 1―0の三回.....
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 エンゼルスの大谷が日本選手最速で節目に到達した。2019年に自身がマークした44試合目を大きく上回り、投打同時を含む打者出場28試合目で10号アーチをかけ、トップのレッドソックスのマルティネス、ブレーブスのアクーニャに並んだ。[br][br] 1―0の三回2死二塁で、初対戦の相手左腕が投げた内角への初球を、ものともせずに右中間席へ運んだ。今季は10本塁打のうち8本が2球目までと思い切りの良さが目立つ。試合前に投手と打者のどちらの大谷と対戦したいかを問われたレイズのキャッシュ監督が「どっちもしたくない」と語ったのもうなずける。[br][br] 1918年のルース以来となる同一シーズンでの「2桁勝利、2桁本塁打」の偉業にも前進した。球団によると、投手で4試合に先発した上での10本塁打は1871年以降でルースだけという。[br][br] 登板翌日に出場したこの日は、試合前にプホルスの戦力外が発表された。チームは痛い逆転負けで5連敗と暗いムードが漂う。ただ、開幕から全試合出場を続け、年間54本ペースの大谷の打棒は数少ない明るいニュースで、今後のタイトル争いに期待を膨らませた。(アナハイム共同) レイズ戦の3回、10号2ランを放つエンゼルス・大谷=アナハイム(共同)