八戸市営魚菜市場改修、5月末にも着工

八戸市が公表した市営魚菜小売市場の完成予想図(八戸市提供)
八戸市が公表した市営魚菜小売市場の完成予想図(八戸市提供)
八戸市は19日、JR陸奥湊駅前の市営魚菜小売市場の改修について、5月末ごろに着工する方針を明らかにした。2階部分を減築して平屋にし、回遊性を高めるため、観光客に人気のある食堂は中心に配置。店子(たなこ)(テナント)が入る売り場は食堂を囲むよ.....
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 八戸市は19日、JR陸奥湊駅前の市営魚菜小売市場の改修について、5月末ごろに着工する方針を明らかにした。2階部分を減築して平屋にし、回遊性を高めるため、観光客に人気のある食堂は中心に配置。店子(たなこ)(テナント)が入る売り場は食堂を囲むように「コの字型」にする。2021年度中に工事を終え、22年度内のリニューアルオープンを目指す。[br][br] 同日の市議会総務、経済両協議会で明らかにし、完成予想図を公表した。[br][br] 市まちづくり推進課によると、食堂を除く総店舗数は25区画を予定。県道に面した入口付近にはオープンスペースを設けて歩行空間を確保した。トイレは建物後方に移動するほか、陸奥湊地区の歴史などを紹介する展示スペースなども設ける。[br][br] 2階部分を減築するため、延べ床面積は現行より約1千平方メートル縮小し、コンパクトな店構えになる予定。本棟工事や電気・機械工事などを含めた総事業費は約4億7千万円を見込んでいる。[br][br] 現在入居している店子は改修期間中、同市場に隣接する民間市場と旧青い森信用金庫むつ湊支店で営業を継続する。仮営業に向け、現在、八戸市魚菜商業協同組合が移転先の改修工事を進めており、5月末をめどに店子の移転が完了する見通しだ。八戸市が公表した市営魚菜小売市場の完成予想図(八戸市提供)