知財出願でキャンプ用品2件登録 人気高まり期待/サンライズエンジニアリング(五戸)

まきストーブ「不死鳥」を三村申吾知事(奥)に説明する赤坂太樹代表=19日、青森市
まきストーブ「不死鳥」を三村申吾知事(奥)に説明する赤坂太樹代表=19日、青森市
精密プレス金型の設計・製造などを手掛ける五戸町の「サンライズエンジニアリング」(赤坂太樹代表)は、アウトドア用品の新ブランド「フェニックスライズ」で開発したキャンプ用品8件で特許庁に知的財産を出願し、2件で登録を受けた。県が昨年度実施した、.....
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 精密プレス金型の設計・製造などを手掛ける五戸町の「サンライズエンジニアリング」(赤坂太樹代表)は、アウトドア用品の新ブランド「フェニックスライズ」で開発したキャンプ用品8件で特許庁に知的財産を出願し、2件で登録を受けた。県が昨年度実施した、知財の権利化を支援する事業を活用した初の成功事例。新型コロナウイルスでキャンプ熱が高まる中、独自性の高い商品が、さらに人気を集めそうだ。[br][br] 県は昨年度、これまで知的財産を取得したことのない企業に対し、円滑な知財の権利化を支援する「知財ビギナー初期取組モデル創出事業」を実施。金型技術を生かした、独自性のある商品を次々開発する同社に対し、中小企業基盤整備機構や県産業技術センター工業総合研究所、県知的財産支援センターなどの専門家が連携して技術調査や商品の改善を支援した。[br][br] 出願は昨年4月から順次実施。機能性や蓄熱性に優れたまきストーブ「不死鳥」は特許、調理用鉄板や固形燃料グリルなど6点は意匠、同社のロゴは商標で、それぞれ出願。意匠の2点の登録が決まり、その他は審査中だという。[br][br] 19日は登録に合わせ、赤坂代表が県庁を訪れ、三村申吾知事に商品を紹介。赤坂代表は「商品を待ってくれている人に応えられるような商品をどんどん作り、国内外で知名度を高めていきたい」と語った。まきストーブ「不死鳥」を三村申吾知事(奥)に説明する赤坂太樹代表=19日、青森市