サンデー(八戸)通期決算 売上高初の500億円越え 巣ごもり需要取り込む

決算について説明する川村暢朗社長=7日、八戸市
決算について説明する川村暢朗社長=7日、八戸市
東北地方でホームセンターを展開するサンデー(八戸市)は7日、2021年2月期通期(20年3月~21年2月)の決算を発表した。売上高は521億円(前期比5・7%増)で、単体では初めての500億円超え。8期連続の増収で、営業利益、経常利益、純利.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 東北地方でホームセンターを展開するサンデー(八戸市)は7日、2021年2月期通期(20年3月~21年2月)の決算を発表した。売上高は521億円(前期比5・7%増)で、単体では初めての500億円超え。8期連続の増収で、営業利益、経常利益、純利益はいずれも過去最高を更新した。新型コロナウイルスの感染拡大による巣ごもり需要で、客数が大きく伸長したことが主な要因。[br][br] 営業利益は18億2200万円(381・6%増)、経常利益は18億6500万円(360・2%増)、純損益は前期の4億6600万円の赤字から11億800万円の黒字になった。売上高が上がったほか、業務のデジタル化や物流改善による作業効率の向上などで営業利益が増加した。年間配当金は、創業45周年の記念配当を加えて15円とした。[br][br] コロナ禍で衛生用品の売り上げが伸長。消費者の在宅時間の増加やアウトドア人気を背景にDIYやガーデニング、バーベキュー関連用品なども好調に推移した。冬場の記録的な大雪により除雪機やスノーダンプも好調だった。[br][br] 川村暢朗社長は7日に開いた会見で「コロナ禍で瞬時に事業の方向性や戦略を変えて対応したことが収益増に影響したのではないか」と述べた。[br][br] 昨年11月に八戸市内に開店した新業態のペット専門店「ペットライフパートナーZoomore(ズーモア)」は、今秋から冬にかけ、青森県内に2店舗目を出店する。ホームセンターも新規出店を進める考えを示した。[br][br] 22年2月期通期(21年3月~22年2月)の業績予想は、売上高501億円、営業利益10億4700万円、経常利益は10億7700万円、純利益5億円を見込む。決算について説明する川村暢朗社長=7日、八戸市