日本代表候補、1年ぶり国際大会で手応え ラグビー7人制男子

 ドバイで調整するラグビー7人制男子日本代表候補の選手=6日(日本ラグビー協会提供・共同)
 ドバイで調整するラグビー7人制男子日本代表候補の選手=6日(日本ラグビー協会提供・共同)
新型コロナウイルスの影響で昨年3月から海外勢との対戦がなかったラグビー7人制男子の日本代表候補が、2日からドバイで行われた国際大会に出場した。成績は出場8チーム中4位と満足のいくものではなかったが、松井主将(キヤノン)は「世界との差が広がっ.....
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 新型コロナウイルスの影響で昨年3月から海外勢との対戦がなかったラグビー7人制男子の日本代表候補が、2日からドバイで行われた国際大会に出場した。成績は出場8チーム中4位と満足のいくものではなかったが、松井主将(キヤノン)は「世界との差が広がったわけではない。手応えはあった」と前向きに語った。[br][br] フィジーやニュージーランドといった金メダル候補は不在の大会。2日間の日程で6試合を戦い、日本は東京五輪出場を既に決めているカナダやアルゼンチン、ケニアからは1勝も挙げることができなかった。一方、過去何度も競り負けているスペインとの対戦では、自陣から粘り強くつないで後半に逆転トライ。松井は「満足してはいないが、勝ち切れたのは自信になった」とうなずいた。[br][br] コロナ禍で、現地では練習と試合以外はホテルからの外出が禁じられ、食べたいものを宅配サービスで頼むのが唯一の楽しみという制約のある環境で過ごしている。それでも試合ができたことに大きな意味があり「(強化の)現在地が(把握できず)不安」(松井)という状況から一歩抜け出せた喜びは大きい。遠征中は8、9日にも大会が行われる予定で、岩渕ヘッドコーチは「東京五輪に向けて道筋が見えるような時間」と、今後への成果を期待した。 ドバイで調整するラグビー7人制男子日本代表候補の選手=6日(日本ラグビー協会提供・共同)