【ワクチン接種】職員1人にアナフィラキシー、既に回復/青森県立中央病院

青森県立中央病院(青森市)は5日までに、同病院の医療従事者を対象に行った新型コロナウイルスのワクチン接種で、1人に重いアレルギー反応「アナフィラキシー」が発生したとホームページ上で公表した。既に回復している。 同病院がまとめたワクチン接種後.....
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 青森県立中央病院(青森市)は5日までに、同病院の医療従事者を対象に行った新型コロナウイルスのワクチン接種で、1人に重いアレルギー反応「アナフィラキシー」が発生したとホームページ上で公表した。既に回復している。[br][br] 同病院がまとめたワクチン接種後の副反応調査中間報告で明らかにした。同病院でのワクチン接種は3月9日に始まった。1回目に接種を行った775人を対象に副反応を調査し、44%から回答があった。[br][br] このうち、アナフィラキシー症状と、アナフィラキシー前にみられる「前駆症状」が、それぞれ1例ずつ確認された。いずれも既に回復している。[br][br] 副反応で発生率が高かったのは、注射部位の痛みと筋肉痛。どちらも痛みは2日目がピークで、7日目にはなくなった。注射部位の痛みに男女差はなかったが、筋肉痛は女性の発生率が高かった。[br][br] 疲労と頭痛は発生率が低かったが、7日目まで症状が継続する例もあった。[br][br] 国内の先行接種中間報告では、注射部位の痛みが約90%、倦怠(けんたい)感と頭痛が約20%確認されており、同病院でもほぼ同じ傾向が見られたという。