青森県キャンペーンで累計19万泊 2、3月実施分想定上回る

新型コロナウイルスの感染拡大で業績が落ち込む観光事業者を支援するため、青森県が2月から3月14日まで実施した宿泊キャンペーンで、県は19日までに、想定していた2万泊を上回る計6万111泊を販売したと明らかにした。昨年7月から展開してきたキャ.....
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 新型コロナウイルスの感染拡大で業績が落ち込む観光事業者を支援するため、青森県が2月から3月14日まで実施した宿泊キャンペーンで、県は19日までに、想定していた2万泊を上回る計6万111泊を販売したと明らかにした。昨年7月から展開してきたキャンペーン全体の実績は累計19万2876泊。県は「域内観光の需要喚起に効果があった。来年度も定着、拡大を図る」としている。[br][br] 18日の県議会商工労働観光エネルギー委員会で説明した。[br][br] 県は本年度、1泊5500円割り引くキャンペーンを継続的に実施。昨年7月から今年3月まで、県民や北東北3県民を対象に累計18万9239泊を販売した。一方、国の観光支援事業「Go To トラベル」と連動した全国対象の旅行キャンペーンは、全国的な感染拡大でトラベル事業が停止したことを受け、12月16~27日しか運用できず、利用は3637泊にとどまった。[br][br] 県は来年度もキャンペーンを実施する方針で、2020年度補正予算案に関連事業費13億9392万円を計上。県誘客交流課の井沼広美課長は実施時期について、「トラベル事業や東北デスティネーションキャンペーンなどの状況を踏まえ、効果的なものになるように検討していく」との考えを示した。