息子と父親殺害容疑、死亡の男書類送検／十和田・無理心中

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　十和田市内で昨年６月、農業男性＝当時（２９）＝と祖父＝８０代＝が殺害され、市内の山中で父親＝６０代＝が首をつった状態で発見された事件で、十和田署は２０日、２人を殺害した殺人容疑で、父親の男を被疑者死亡のまま青森地検八戸支部に書類送検した。同署は無理心中を図ったとみている。[br][br]　書類送検容疑は同月１８日午前７時ごろから同１０時ごろまでの間、自宅で息子の首を絞めて殺害。さらに、同日午前９時ごろから午後５時ごろまでの間、山中で父親の首を絞めて殺害した疑い。[br][br]　殺害された２人の死因はいずれも窒息死。遺書は見つかっていないが、同署は現場の状況や関係者への事情聴取などから、男が２人を殺害し、自殺を図ったと判断した。[br][br]　捜査関係者によると、殺害された２人には病気や認知症の症状があり、男がそれらを苦に無理心中を図った可能性が高いという。