青森県に原子力施設撤回要請 県反核実行委

青森県反核実行委員会(三上武志委員長)は24日、むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設をはじめとする県内原子力施設への立地同意を撤回することを求める要請文を県に提出した。 要請文では、再処理工場(六ケ所村)が新規制基準の審査に合格したことへの疑.....
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 青森県反核実行委員会(三上武志委員長)は24日、むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設をはじめとする県内原子力施設への立地同意を撤回することを求める要請文を県に提出した。[br][br] 要請文では、再処理工場(六ケ所村)が新規制基準の審査に合格したことへの疑念を皮切りに、電気事業連合会が示した▽「2030年度までに少なくとも12基」とするプルサーマル計画▽中間貯蔵施設の業界全体による共同利用の検討着手―を批判している。[br][br] この日、県庁を訪れた今村修副委員長は「むつの中間貯蔵施設で全国の核燃料受け入れに反対するというのが県の姿勢か」と確認。県側は「何ら回答を求められている状況でなく、知事はイエスもノーも判断していない状況と認識している」と回答した。[br][br] 実行委は同日、原子力規制委員会にも同様の要請文を提出した。