「上北そば」普及へ魅力発信 提供店に認定証交付

上北地域で収穫された「にじゆたか」など3品種の新そば
上北地域で収穫された「にじゆたか」など3品種の新そば
上北地域で生産されたソバの知名度向上を目指し、上北そば活用推進協議会(加藤寿男会長)は29日、管内の10店舗を「上北そば」の提供・販売店として認定した。上北産のそば粉だけを使ったメニューや商品を取り扱う店が対象で、消費者へ魅力を発信する。 .....
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 上北地域で生産されたソバの知名度向上を目指し、上北そば活用推進協議会(加藤寿男会長)は29日、管内の10店舗を「上北そば」の提供・販売店として認定した。上北産のそば粉だけを使ったメニューや商品を取り扱う店が対象で、消費者へ魅力を発信する。[br][br] 昨年の上北地域のソバ生産量は341トンで、青森県全体の約3割を占める主要産地。同協議会は県上北地域県民局と連携して、地場産ソバの安定生産、地産地消によるブランド化に取り組んでいる。[br][br] 認定店制度もその一環。同地産の「にじゆたか」「夏吉」「階上早生(わせ)」「キタワセソバ」の4品種を使ったそばの提供、販売店を初めて認定した。今後も認定店を増やしていく方針だ。[br][br] この日は、十和田市の市民交流プラザ「トワーレ」で認定証交付式が行われ、加藤会長が店主らに認定証を交付した。続いて、関係者らが「にじゆたか」など3品種の新そばを試食し、独特の風味を確かめた。[br][br] 七戸町上町野のそば店「松雪庵」の原田雅俊さん(43)は「認定店制度で、地元のそばの魅力が伝わればうれしい。風味を楽しんでほしい」と話した。[br][br] 認定店は次の通り。なお、提供時期は店舗ごとに異なる。[br][br] ▽十和田市=そばcafe福、道の駅とわだ、鯉艸亭[br] ▽野辺地町=そば屋さいとう、あぐりハウスすずな[br] ▽七戸町=そば茶房といち、松雪庵、道の駅しちのへ七彩館[br] ▽六ケ所村=スパハウスろっかぽっか、旬食上北地域で収穫された「にじゆたか」など3品種の新そば