上半期の航空機部品落下3件/空自三沢

航空自衛隊三沢基地は23日、本年度上半期(4~9月)に航空機の部品落下が計3件あったと発表した。最も重い部品は約120グラム。現時点で落下に伴う住民被害の報告は確認されていない。部品落下の公表を受け、青森県は同日、再発防止に万全の措置を講じ.....
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 航空自衛隊三沢基地は23日、本年度上半期(4~9月)に航空機の部品落下が計3件あったと発表した。最も重い部品は約120グラム。現時点で落下に伴う住民被害の報告は確認されていない。部品落下の公表を受け、青森県は同日、再発防止に万全の措置を講じるよう要請した。[br][br] 同基地によると、8月6日に同基地所属の最新鋭ステルス戦闘機F35Aの機体から、外板の溝を埋めるゴム製のブレードシール(長さ約40センチ、幅約8センチ、約120グラム)を落下。9月29日には、E2D早期警戒機の胴体に取り付けられたゴム製のチューブ状の部品(直径約1・6センチ、長さ約10センチ、約20グラム)を失った。[br][br] 同2日には、入間基地(埼玉県)所属のC1輸送機の胴体に付いていた円形状のプラスチック製の部品(直径約2・5センチ、厚さ約1ミリ、約1グラム)を落下させた。 3件はいずれも、同基地に着陸後の点検で判明。滑走路などを捜索したが発見できなかったという。[br][br] 同基地の久保田隆裕司令は「同様の事案を起こさないよう機体整備に努めたい」とコメントを出した。