【新型コロナ】久慈の女性バス運転士感染 感染女性が乗車、接触

岩手県は16日、久慈市の60代女性バス運転士が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内9人目。13日に感染が確認された同市の50代女性会社員が、12日に乗車したバスを運転していた。濃厚接触者は家族1人で、17日のPCR検査の結果は陰性だ.....
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 岩手県は16日、久慈市の60代女性バス運転士が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内9人目。13日に感染が確認された同市の50代女性会社員が、12日に乗車したバスを運転していた。濃厚接触者は家族1人で、17日のPCR検査の結果は陰性だった。[br] 県によると、2人が乗っていたのはJRバス東北の路線バス「スワロー号」で、12日午後2時15分二戸駅発、同3時25分久慈駅着の便。2人のほかに7人の乗客がおり、県は「乗車した人は最寄りの保健所に問い合わせてほしい」と呼び掛けている。[br] 運転士は12日、バス運転業務中に感染者の女性と接触。領収書のやりとりで短い会話があったが、2人ともマスクを着用しており、これが感染経路になったかは現時点で不明。[br] 14日の業務中に女性の感染確認の連絡があり、早退して帰国者・接触者外来を受診。15日にLAMP法(核酸増幅法)検査で陽性が判明し、感染症指定医療機関へ入院した。運転士は無症状。[br] 15~16日に実施した抗原検査、再度のLAMP法検査、PCR検査はいずれも陰性だったが、県は「それぞれの検体が同一ではないため、陽性の可能性を否定できない」とした。[br] 県は17日、濃厚接触者の他にバス会社の同僚4人と12日の乗客7人中2人のPCR検査も実施し、いずれも陰性だった。18日は同僚3人の検査を実施予定。[br] 一方、先に感染が確認されていた女性は4~11日、関西地方に仕事で滞在。11日に味覚や嗅覚の異常などが現れ、12日に新幹線とバスを乗り継いで帰宅。13日に帰国者・接触者外来を受診し、抗原検査を受け陽性が判明していた。