新たに利用客2人が陰性/青森・派遣型風俗店勤務の女性、コロナ感染で

青森市は14日、10日に新型コロナウイルス感染を確認した派遣型風俗店に勤務する20代女性の濃厚接触者について、連絡が取れた利用客5人のうち、2人がPCR検査で陰性だったと明らかにした。これで利用客25人のうち、4人の陰性が確認された。現段階.....
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 青森市は14日、10日に新型コロナウイルス感染を確認した派遣型風俗店に勤務する20代女性の濃厚接触者について、連絡が取れた利用客5人のうち、2人がPCR検査で陰性だったと明らかにした。これで利用客25人のうち、4人の陰性が確認された。現段階で利用客に感染がみられないことから、県感染症疫学コーディネーターの大西基喜医師は「(利用客から)市中へ拡大する可能性は低い」との見通しを示した。[br] 市保健予防課によると、残る3人のうち2人は検体を検査機関に搬入済みといい、15日以降に結果が判明するとみられる。もう1人は県外在住のため、検査状況の確認が取れていない。いまだ利用客18人と連絡が取れておらず、確認を続けている。[br] 感染した60代男性開業医が診察した受診患者235人のうち、15人とも連絡が取れていないという。[br] 大西医師によると、新型コロナは発症前の2日前後が最も感染リスクが高いという。派遣型風俗店の女性は、発熱後すぐに医療機関に入院し、発症直前の利用客が陰性だったことを踏まえ、「感染の可能性がある濃厚接触者は少なく、感染は限定的」と推測。[br] 男性開業医が診察した市内の高校生354人と受診患者についても「接触時間は短く、開業医が防護していた点から心配する状況ではない」とした。