高卒者の採用枠確保を 久慈市や岩手県などが関係団体に要望

採用枠確保の要請書を読み上げる遠藤譲一市長(中央)
採用枠確保の要請書を読み上げる遠藤譲一市長(中央)
来春卒業の高校生を対象とした求人申し込み受け付けが始まり、久慈市と岩手県県北広域振興局などは19日、久慈商工会議所や市内の事業所に対し、採用枠の確保や働き方改革推進を要請した。 遠藤譲一市長、高橋進局長、黒澤明久慈公共職業安定所長、髙橋克壽.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 来春卒業の高校生を対象とした求人申し込み受け付けが始まり、久慈市と岩手県県北広域振興局などは19日、久慈商工会議所や市内の事業所に対し、採用枠の確保や働き方改革推進を要請した。[br] 遠藤譲一市長、高橋進局長、黒澤明久慈公共職業安定所長、髙橋克壽県立久慈東高校長が同商議所を訪問。雇用に関する5項目を盛り込んだ要請書を山王敏彦会頭に手渡した。[br] 同職安によると、管内の同日までの新卒者求人数は70件150人で、前年同時期よりも少ない。新型コロナウイルスの影響があるとみられる。[br] 今年3月に久慈地域の高校を卒業した就職希望者の地元就職率は42・8%。髙橋校長は「例年通りに進むか不安もある。求人数を確保できれば」と述べた。同会議所では、議員総会などで会員事業所に要請内容を周知する方針。[br] 関係者はその後、市内の宮城建設、一沢コンクリート工業でも要請活動を実施した。採用枠確保の要請書を読み上げる遠藤譲一市長(中央)