インドネシア人実習生、航行中のイカ釣り漁船内で急死

18日午後6時10分ごろ、宮城県金華山東方沖約1600キロの公海上を航行中の中型イカ釣り漁船「第十五千鳥丸」(161トン、八戸みなと漁協所属)から、インドネシア人技能実習生で、漁労作業員の男性(23)が船内で倒れ意識がないと、八戸漁業無線局.....
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 18日午後6時10分ごろ、宮城県金華山東方沖約1600キロの公海上を航行中の中型イカ釣り漁船「第十五千鳥丸」(161トン、八戸みなと漁協所属)から、インドネシア人技能実習生で、漁労作業員の男性(23)が船内で倒れ意識がないと、八戸漁業無線局に救助要請があった。釧路海保所属の巡視船えりもが救助に向かったが、同日午後8時20分、船長らの話を基に、医師が死亡と判断した。[br] 第2管区海上保安本部(塩釜)によると、漁船には、日本人乗組員5人と死亡した男性を含むインドネシア人技能実習生4人が乗船。乗組員と部屋で話をしていた男性が急に意識を失い、いびきをかき、口から泡を出したため、船長が通報した。呼吸がなくなり、乗組員が心肺蘇生を試みたが、回復しなかった。[br] 同漁協によると、漁船はアカイカ漁のため北太平洋の漁場へ向かう途中だった。22日夕にも八戸港に帰港する見込みで、同本部は到着次第、男性の死因などを調べる。