国産リンゴ輸出、3月は2048トン

財務省が28日に発表した貿易統計によると、2019年産国産リンゴの3月の輸出量は2048トン(前年同月比14%減)、金額は7億7455万円(8%減)で数量、金額共に微減となった。累計数量は2万9335トン(2%減)で、4月中に3年連続となる.....
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 財務省が28日に発表した貿易統計によると、2019年産国産リンゴの3月の輸出量は2048トン(前年同月比14%減)、金額は7億7455万円(8%減)で数量、金額共に微減となった。累計数量は2万9335トン(2%減)で、4月中に3年連続となる3万トンの大台に達成する見込み。[br] 青森県国際経済課によると、輸出している国産リンゴの9割は県産とされる。主要国別の輸出量を見ると、台湾1234トン(45%増)、香港729トン(48%減)。香港は、人気の黄色品種「王林」などの急激な在庫減で落ち込んだ。[br] 同課によると、国産リンゴの輸出面で新型コロナウイルスの影響は見られていないという。鈴木耕司課長は「日本と同様に海外でも巣ごもり需要が発生し、家庭用食材の売れ行きが安定しているからではないか」との見解を示した。