【音声テスト】中世の衣装を復元製作 市博物館に贈呈 千葉高生活文化科

八戸市の千葉学園高(岡本潤子校長)生活文化科は22日、同科の3年生4人が中世庶民の衣装として復元製作した小袖2着と四幅袴(よのばかま)1着を市博物館に寄贈した。 同校による復元製作は2019年度から実施しており、今年で5回目。製作したのは大.....
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 八戸市の千葉学園高(岡本潤子校長)生活文化科は22日、同科の3年生4人が中世庶民の衣装として復元製作した小袖2着と四幅袴(よのばかま)1着を市博物館に寄贈した。  同校による復元製作は2019年度から実施しており、今年で5回目。製作したのは大堀好香さん(18)、下瀬瑞希さん(18)、平葭麻莉さん(18)、畠山珠嘉さん(18)。  庶民が着ていた小袖はこれまでの作品を参考に、丈を短くするなどの変化を加えて製作。一方、初製作の四幅袴は江戸時代にまとめられた書物を参考に、実物に近づけられるように試行錯誤しながら仕上げたという。いずれも史跡根城の広場の植物で染色した。  4人は同日、小保内裕之館長に衣装を贈呈。平葭さんは「服の歴史に興味を持つきっかけになる。多くの人に着用してもらい、日本の文化を知ってほしい」と代表であいさつした。  今回の贈呈で同校が製作した衣装は計13着になった。今後、同広場での着用体験などで使用される予定。