「赤木ファイル」存在認める 森友問題で自殺の職員書き残す

森友学園への国有地売却問題に関する決裁文書の改ざん問題で、自殺した財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=が、改ざんの指示系統や過程を書き残したとされる文書「赤木ファイル」の存在を国側が認める方針を固めたことが5日、関係者への取.....
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 森友学園への国有地売却問題に関する決裁文書の改ざん問題で、自殺した財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=が、改ざんの指示系統や過程を書き残したとされる文書「赤木ファイル」の存在を国側が認める方針を固めたことが5日、関係者への取材で分かった。[br][br] 赤木さんの妻雅子さん(50)が国側に損害賠償を求めた大阪地裁での訴訟でファイルの提出を要請し、これまで国側は「探索中」としていた。国側が6日にも文書で雅子さん側に回答するとみられる。今後はファイルの記載内容や、国側が内容をどの範囲まで開示するかが焦点となる。[br][br] 雅子さん側によると、赤木さんは生前の手記で、財務省理財局長だった佐川宣寿(のぶひさ)氏(63)らが改ざんを近畿財務局に指示したと記載。雅子さんに「自分がやってしまったことを事細かく書いて残してある」「ファイルにとじている」と話していたという。