縄文土偶PR、今度はアニメで 野辺地中美術部がワークショップ

縄文くららのPRに向け、今後の事業展開などを確認したワークショップ
縄文くららのPRに向け、今後の事業展開などを確認したワークショップ
野辺地町教委は4月27日、国の重要文化財に指定されている板状立脚土偶(愛称・縄文くらら)のPR事業を始めた。本年度は、町立野辺地中美術部の部員らがワークショップ形式でクレイアニメによるPR動画や、日本遺産に関するイラストの制作などに取り組む.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 野辺地町教委は4月27日、国の重要文化財に指定されている板状立脚土偶(愛称・縄文くらら)のPR事業を始めた。本年度は、町立野辺地中美術部の部員らがワークショップ形式でクレイアニメによるPR動画や、日本遺産に関するイラストの制作などに取り組む。[br][br] PR事業は2019年度から実施。これまで同美術部と青森市のデザイナー・トヨカワチエさんに依頼し、縄文くららのデフォルメデザインを活用したグッズなどを制作してきた。[br][br] 本年度は粘土を使ったクレイアニメの制作を予定している。ストーリーなどは部員が考え、トヨカワさんは技術的な部分も含めてサポートし、秋ごろまでの完成を見込む。これまでのグッズのカタログも作るという。[br][br] このほか、同町は鯵ケ沢町、深浦町と共に北前船寄港地関連の「日本遺産」の認定を受けて3港連携事業を進めており、同事業のPRイラストも制作する。[br][br] 27日は同校で初回のワークショップを開催。全員が自己紹介した後、今後の事業内容を確認した。同部部長で3年の黒川結愛(ゆめ)さん(14)は「部員も町民も楽しめる作品にしたい」と話していた。縄文くららのPRに向け、今後の事業展開などを確認したワークショップ