小林八戸市長4期目の公約達成度調査スタート 市政評価委が初会合

政策公約の達成度の評価方法などを確認した八戸市市政評価委員会の初会合=30日、市庁
政策公約の達成度の評価方法などを確認した八戸市市政評価委員会の初会合=30日、市庁
2017年の八戸市長選で、小林眞市長が4期目に向けて掲げた政策公約の達成状況調査が30日、スタートした。同日、有識者で構成する「市政評価委員会」が市庁で初会合を開き、公約関連事業の実施率と市民アンケート得点の二つの指標を基に、客観的な視点か.....
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 2017年の八戸市長選で、小林眞市長が4期目に向けて掲げた政策公約の達成状況調査が30日、スタートした。同日、有識者で構成する「市政評価委員会」が市庁で初会合を開き、公約関連事業の実施率と市民アンケート得点の二つの指標を基に、客観的な視点から総合的に評価する方針を確認した。8月中に評価書の内容を決定し、市長に提出する。[br][br] 小林市長は4期目の政策公約で、▽市民の安心向上▽まちの魅力創出▽地域の活力創造▽市民参画と広域連携―という四つの政策分野の下に、30の重点施策とそれに対応した89事業を掲げた。今年11月に4期目の任期満了を迎える。[br][br] 委員会は学識経験者や産業界、市民団体などの有識者10人で構成。初会合で評価方法について協議し、3期目の17年に行った前回調査を踏襲することを決めた。公約関連事業の実施率は、「実施済み」「実施中」「検討中」「未実施」といった区分を確認した上で委員会が評価する。[br][br] 市民アンケート得点では30の重点施策を対象に、それぞれの達成度を数値化する。5月18日~6月6日の20日間に、18歳以上の市民から無作為で抽出した千人と、市政モニターの111人にアンケートを行う。[br][br] 委員会は二つの指標から総合的に評価し、市長に提出する評価書を取りまとめる。今後、8月までに3回の会合を開く予定だ。[br][br] 初会合で小林市長は、委員一人一人に委嘱状を交付し、「客観的な視点での評価をいただき、その結果を市民に示す必要があると考えている」と述べた。[br][br] 委員長に選出された八戸学院大の水野眞佐夫学長は取材に「4年間の市政について、市民の皆さんにも分かりやすいように、さまざまな角度から客観的に評価したい」と語った。政策公約の達成度の評価方法などを確認した八戸市市政評価委員会の初会合=30日、市庁