八戸港拠点の商業捕鯨、今季初水揚げ 大畑港にミンククジラ2頭

八戸拠点の商業捕鯨で今季初めて捕獲されたミンククジラ=23日、むつ市の大畑港
八戸拠点の商業捕鯨で今季初めて捕獲されたミンククジラ=23日、むつ市の大畑港
八戸港拠点の「基地式」(沿岸域)商業捕鯨を操業している小型捕鯨船2隻が23日、今季初めてミンククジラ2頭を津軽海峡で捕獲し、むつ市の大畑港に水揚げした。関係者は「津軽海峡は大きい鯨が多く見える」と、豊漁への期待感をにじませた。 関係者による.....
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 八戸港拠点の「基地式」(沿岸域)商業捕鯨を操業している小型捕鯨船2隻が23日、今季初めてミンククジラ2頭を津軽海峡で捕獲し、むつ市の大畑港に水揚げした。関係者は「津軽海峡は大きい鯨が多く見える」と、豊漁への期待感をにじませた。[br][br] 関係者によると、漁場は東通村の尻屋崎と北海道函館市の恵山の中間付近に広がる海域。1頭目は体長7・9メートル、重さ6トンの雌で、太地町漁協(和歌山県)の第7勝丸(32トン)が捕らえた。2頭目は8・2メートル、6トンの雌で、外房捕鯨(千葉県南房総市)の第51純友丸(30トン)が仕留めた。[br][br] 3日のスタートから20日目の捕獲。第7勝丸の竹内隆士砲手兼船長(42)は「ずっと天候が悪くて沖へ出られなかった。ようやく取れてほっとした」と笑顔を見せた。[br][br] 鯨体は水揚げ後、トラックで八戸市内の処理場に陸送。解体後の生肉は市魚市場で販売され、市内小売店の店頭にも並ぶ見込みだ。 八戸拠点の漁は5月末までの予定。八戸拠点の商業捕鯨で今季初めて捕獲されたミンククジラ=23日、むつ市の大畑港