ドローン活用し密漁監視 川内町漁協(むつ)で実証試験

ドローンによる密漁監視などへ向けた連携協定を締結した川村智代表理事(左)、今進組合長(中央)と機体を提供する佐部浩太郎社長=23日、むつ市役所川内庁舎
ドローンによる密漁監視などへ向けた連携協定を締結した川村智代表理事(左)、今進組合長(中央)と機体を提供する佐部浩太郎社長=23日、むつ市役所川内庁舎
むつ市の川内町漁協(今進組合長)と日本ドローン活用推進機構(青森市、川村智代表理事)は23日、無人航空機ドローンを活用した密漁監視や水産資源保護へ向け、連携協定を締結した。実証試験を5月から開始し、数年をかけて実用化を目指す。 ドローンは、.....
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 むつ市の川内町漁協(今進組合長)と日本ドローン活用推進機構(青森市、川村智代表理事)は23日、無人航空機ドローンを活用した密漁監視や水産資源保護へ向け、連携協定を締結した。実証試験を5月から開始し、数年をかけて実用化を目指す。[br][br] ドローンは、ソニーや住友商事が出資するエアロセンス(東京、佐部浩太郎社長)製の「エアロボウイング」。最高時速100キロ、最大飛行距離50キロで、一度に約40分間の飛行が可能。来年3月までの期間、同漁協にオペレーターを常駐させ、実証実験を行う。[br][br] この日、同市役所川内庁舎で行われた締結式で、今組合長は「ナマコが密漁され、1・7億円余りの被害が出た苦い過去がある。このような取り組みで大切な資源が守れるよう協力していきたい」と話した。ドローンによる密漁監視などへ向けた連携協定を締結した川村智代表理事(左)、今進組合長(中央)と機体を提供する佐部浩太郎社長=23日、むつ市役所川内庁舎