HIV感染4人、エイズ患者1人確認 20年青森県内

青森県は23日、2020年のエイズウイルス(HIV)感染者、エイズ、梅毒患者の届け出状況を発表した。HIV感染者は4人(前年比2人増)で、エイズは1人(増減なし)。梅毒は12人(18人減)だった。 HIV感染者の性別は男性3人、女性1人。年.....
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 青森県は23日、2020年のエイズウイルス(HIV)感染者、エイズ、梅毒患者の届け出状況を発表した。HIV感染者は4人(前年比2人増)で、エイズは1人(増減なし)。梅毒は12人(18人減)だった。[br][br] HIV感染者の性別は男性3人、女性1人。年齢別では20~29歳、30~39歳、40~49歳、50歳以上が各1人。エイズ患者は50歳以上の男性だった。[br][br] 梅毒患者の性別は男性5人、女性7人。感染経路は性的接触(異性間)が9人と大半を占め、母子感染、性的接触(同性間)、不明が各1人。母子感染は18年以来、2年ぶりに確認された。年齢別では多い順に20~29歳5人、40~49歳3人、30~39歳2人、10歳未満と50~59歳が各1人。[br][br] 県保健衛生課によると、20年のHIV検査件数は400件で、昨年の556件から大きく減少。新型コロナウイルスの影響で検査を控える人が増えたとみられる。同課は「早期に発見すれば病気の進行を抑えられる。保健所に連絡して検査を受けてほしい」と呼び掛けている。