Aプレミアム利用3年ぶり増 国内向け過去最多に

Aプレミアムの利用実績
Aプレミアムの利用実績
青森県は23日、ヤマト運輸(東京)と取り組む県産農林水産物の物流サービス「A!Premium(Aプレミアム)」の2020年度利用実績を発表した。国内外を合わせた利用実績は3758個(前年度比5・9%増)で、3年ぶりに増加に転じた。 営業を強.....
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 青森県は23日、ヤマト運輸(東京)と取り組む県産農林水産物の物流サービス「A!Premium(Aプレミアム)」の2020年度利用実績を発表した。国内外を合わせた利用実績は3758個(前年度比5・9%増)で、3年ぶりに増加に転じた。[br][br] 営業を強化した中部(愛知県など)と中国・四国両エリアの取引増加を受け、国内向けが3725個(53・4%増)と過去最多になり、全体を押し上げた。海外向けは新型コロナウイルスに伴い、アジア輸送の拠点となる沖縄国際貨物ハブの休止などで33個(97・1%減)にとどまった。[br][br] 中部は全体の45・2%(28・4ポイント増)を占め、最多となった。中国・四国は11・4%(6・0ポイント増)で、関西エリアに次いで3番目に多かった。それぞれすしチェーン店や水産仲卸業者との取引が増えた。[br][br] Aプレミアムをきっかけに広がった青果品や加工品などの関連取引は4004個(67・1%減)。新型コロナで関西エリアの飲食店や取引先の休業や時短営業が相次ぎ、大幅に減少した。[br][br] 21年度は、Aプレミアムと関連取引を合わせ計1万6千個利用を目標に掲げる。県港湾空港課は「輸送スキームを再構築し、巣ごもり需要で好調な家庭向けのインターネット販売などを強化していきたい」としている。Aプレミアムの利用実績