青森県重宝の指定書、所有者に交付 斗賀神社(南部)ゆかりの舞楽道具など

稲葉克徳課長(左)から青森県重宝の指定書を受け取った所有者の男性
稲葉克徳課長(左)から青森県重宝の指定書を受け取った所有者の男性
2月に青森県重宝に指定された、南部町の斗賀神社ゆかりの舞楽道具などに対する指定書が16日、所有者の男性に交付された。男性は「郷土史の研究を進める史料として活用してもらえたら」と語った。 県重宝に指定されたのは、同神社内のお堂「斗賀の霊現堂」.....
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 2月に青森県重宝に指定された、南部町の斗賀神社ゆかりの舞楽道具などに対する指定書が16日、所有者の男性に交付された。男性は「郷土史の研究を進める史料として活用してもらえたら」と語った。[br][br] 県重宝に指定されたのは、同神社内のお堂「斗賀の霊現堂」の舞楽で使われていたとされる木造舞楽面11面、猿楽面1面と龍頭4点、霊現堂で使われていた金属製の仏具「鰐口わにぐち」1口の計17点。[br][br] 同日は同神社境内で交付が行われ、県教委文化財保護課の稲葉克徳課長が所有者の男性に指定書を手渡した。[br][br] 17点は昨年、県立郷土館(青森市)に寄託されており、男性は「先祖が代々守ってきた物なので、安心した」と話す。稲葉課長は「所有者が長きにわたり保管してきたことに敬意を表する」と述べた。稲葉克徳課長(左)から青森県重宝の指定書を受け取った所有者の男性