有人月着陸機はスペースX/NASAが委託発表

 月面に立つ有人月着陸機スターシップの想像図(スペースX提供・共同)
 月面に立つ有人月着陸機スターシップの想像図(スペースX提供・共同)
【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は16日、有人月面着陸を目指す「アルテミス計画」で、宇宙飛行士を月面に運ぶ着陸機の開発を米企業のスペースXに委託すると発表した。候補の3社から選んだ。 NASAはトランプ前政権時、女性を含む米飛行士.....
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 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は16日、有人月面着陸を目指す「アルテミス計画」で、宇宙飛行士を月面に運ぶ着陸機の開発を米企業のスペースXに委託すると発表した。候補の3社から選んだ。 NASAはトランプ前政権時、女性を含む米飛行士2人の2024年までの月面着陸を掲げた。バイデン政権は計画を維持しているが、予算の制約などからスケジュールを「見直し中」としている。[br][br] 採用されたのは、スペースXが月や火星への飛行を目指して開発中の宇宙船「スターシップ」。NASAによると、飛行士を乗せて月上空を周回するオリオン宇宙船(開発中)にスターシップがドッキング。飛行士が乗り移った後、月面に着陸させる。その後オリオン宇宙船に戻る。契約額は28億9千万ドル(約3140億円)。[br][br] 残りの候補2社はブルーオリジンとダイネティクスだった。 スターシップは、衣料品通販大手ZOZO(ゾゾ)創業者の前沢友作氏が23年に計画する月周回旅行にも使われる。 月面に立つ有人月着陸機スターシップの想像図(スペースX提供・共同)