二戸市大村町内会、鍵かけモデル地区に

南部一成署長(右)から指定書を手渡される久慈喜一会長
南部一成署長(右)から指定書を手渡される久慈喜一会長
二戸警察署(南部一成署長)と二戸地区防犯協会連合会(会長・藤原淳二戸市長)は9日、同市の大村町内会(久慈喜一会長)を「鍵かけモデル地区」に指定した。同町内会の230世帯に戸締まりの徹底を呼び掛け、盗難被害の防止を目指していく。期間は来年3月.....
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 二戸警察署(南部一成署長)と二戸地区防犯協会連合会(会長・藤原淳二戸市長)は9日、同市の大村町内会(久慈喜一会長)を「鍵かけモデル地区」に指定した。同町内会の230世帯に戸締まりの徹底を呼び掛け、盗難被害の防止を目指していく。期間は来年3月末まで。[br][br] 同署によると、岩手県内で昨年発生した住宅への侵入・窃盗事件は86件で、うち約半数が無施錠で被害に遭っていた。[br][br] 市役所で行われた指定書の交付式で、南部署長は「各地区で鍵掛けの意識を高めることにより、住宅を狙った窃盗事件を一件でも減らしたい」と強調。藤原会長は「他の模範になるよう、地域一丸で取り組みをお願いする」と要請した。[br][br] 久慈会長は「当地区は区画整理が進む中で人の往来が増えており、防犯が大きな課題だ。安全・安心な街づくりを目指したい」と抱負を述べた。同町内会は今後、モデル地区を示すステッカーを各戸に配布して施錠の習慣化を図る。[br][br] また、同署と同連合会は本年度、管内4市町村の各1地区をモデル地区に指定する。14日には一戸町関屋地区を指定した。南部一成署長(右)から指定書を手渡される久慈喜一会長