日銀、東北6県の景気判断引き下げ コロナ再拡大、影響強まる

日銀仙台支店は15日、東北6県の景気判断を引き下げた。大山慎介支店長が支店長会議で「基調としては持ち直しているが、足元はサービス消費を中心に新型コロナウイルス感染症再拡大の影響が強まっているとみられる」と報告した。下方修正は昨年7月以来、3.....
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 日銀仙台支店は15日、東北6県の景気判断を引き下げた。大山慎介支店長が支店長会議で「基調としては持ち直しているが、足元はサービス消費を中心に新型コロナウイルス感染症再拡大の影響が強まっているとみられる」と報告した。下方修正は昨年7月以来、3四半期ぶり。これまでは「厳しい状態にあるが、持ち直しの動きがみられている」としていた。[br][br] 景気を引っ張る個人消費は「持ち直しの動きが一服」と判定。中でも、サービス消費は「飲食・宿泊を中心に引き続き厳しい」と分析した。雇用・所得も「弱い動きが続いている」とした。[br][br] 一方、公共投資は「東日本大震災の復旧・復興関連工事を中心に緩やかに増加している」と判断。生産も「増加している」と結論付けた。