青森県産リンゴ 3月販売価格1キロ259円

青森県は15日、2020年県産リンゴの3月分の販売価格を発表した。首都圏など主要5消費地市場での1キロ当たりの平均価格は259円(平年同月比26%減)で、6カ月連続で平年を下回った。競合果実のミカンやイチゴの入荷量が潤沢で売れ行きが鈍り、主.....
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 青森県は15日、2020年県産リンゴの3月分の販売価格を発表した。首都圏など主要5消費地市場での1キロ当たりの平均価格は259円(平年同月比26%減)で、6カ月連続で平年を下回った。競合果実のミカンやイチゴの入荷量が潤沢で売れ行きが鈍り、主力品種「ふじ」やジョナゴールドなど晩生種を中心に単価が下落した。[br][br] 品種別で見ると、ふじ257円(16%減)、ジョナゴールド250円(28%減)、王林282円(6%減)など。[br][br] 県りんご果樹課によると、新型コロナウイルスの影響で試食宣伝といった対面型の販促活動ができず、厳しい販売状況となっている。[br][br] 今後の価格動向は、無袋ふじの売り上げ次第で決まる。同課の三上道彦課長は「無袋がゴールデンウィーク期間に売り終わり、有袋へスムーズに切り替われば価格が上向く可能性はある」としている。