スッポン風味の南部せんべい発売/味の海翁堂(八戸)など開発

「すっぽん鍋風南部せんべい」をPRする(左から)宇野あずさ助教、槙一郎社長、甲地慎一社長=15日、八戸市
「すっぽん鍋風南部せんべい」をPRする(左から)宇野あずさ助教、槙一郎社長、甲地慎一社長=15日、八戸市
八戸市の食品製造・卸売業「味の海翁堂」(槙一郎社長)は、温泉を活用してスッポン養殖を手掛ける東北町の東北すっぽんファーム(甲地慎一社長)や八戸工業大と連携し、スッポンの粉末を練り込んだ「すっぽん鍋風南部せんべい」を開発した。スッポンのうま味.....
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 八戸市の食品製造・卸売業「味の海翁堂」(槙一郎社長)は、温泉を活用してスッポン養殖を手掛ける東北町の東北すっぽんファーム(甲地慎一社長)や八戸工業大と連携し、スッポンの粉末を練り込んだ「すっぽん鍋風南部せんべい」を開発した。スッポンのうま味とだしを効かせて上品な味に仕上げており、16日から販売を始める。[br][br] 東北すっぽんファームと同大は、スッポンの飼育技術などの共同研究に取り組んでおり、その一環として地元食材を使った商品開発の可能性を模索。南部せんべいを製造販売する味の海翁堂に相談し、昨春から開発に着手した。[br][br] 新商品は、しょうゆ味をベースとしており、そのままで食べられるほか、せんべい汁のように鍋料理や、天ぷら、ピザなどにも活用できるのが売りの一つだ。パッケージデザインは、同大感性デザイン学部の宇野あずさ助教が考案。亀甲模様や市松模様など3種類をそろえ、高級感を出した。[br][br] 槙社長は「自分へのごほうびや知人への贈り物として活用してほしい」と強調。甲地社長は新型コロナウイルスでスッポンの需要が減っている現状に触れ、「(商品化は)ありがたく、期待している」と述べた。[br][br] 1袋2枚入りで324円(税込み)。味の海翁堂のオンラインストアで取り扱い、市内の小売店や大手ネットショップなどでも順次販売を開始する。[br][br] 商品の問い合わせは味の海翁堂=電話0178(33)7623=へ。「すっぽん鍋風南部せんべい」をPRする(左から)宇野あずさ助教、槙一郎社長、甲地慎一社長=15日、八戸市