自民、国民投票法採決主張 立民は慎重姿勢堅持/今国会初の憲法審査会

 今国会初めて開かれた衆院憲法審査会=15日午前
 今国会初めて開かれた衆院憲法審査会=15日午前
衆院憲法審査会は15日、今国会初の審査会を開いた。憲法改正手続きを定めた国民投票法の改正案を巡り、3回目となる質疑を実施。会期中の成立を目指す自民、公明両党は「議論は尽くされている」として、重ねて早期採決を呼び掛けた。立憲民主党は改正案の一.....
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 衆院憲法審査会は15日、今国会初の審査会を開いた。憲法改正手続きを定めた国民投票法の改正案を巡り、3回目となる質疑を実施。会期中の成立を目指す自民、公明両党は「議論は尽くされている」として、重ねて早期採決を呼び掛けた。立憲民主党は改正案の一部について「合理性がない」と指摘し、引き続き議論するよう主張。採決への慎重姿勢を堅持した。[br][br] 自民、立民両党は「今国会で何らかの結論を得る」と申し合わせており、採決に向けた攻防が続きそうだ。[br][br] 与党筆頭幹事で自民の新藤義孝氏は立民との合意に触れて「速やかに採決してほしい」と訴えた。立民の本多平直氏は改正案のうち、期日前投票の実施時間を弾力化できる条項には課題があるとの認識を示した。憲法審では質疑の後、憲法や国民投票法をテーマとした自由討議も実施。[br][br] 立民は国民投票法に関し、政党のスポットCMやインターネット広告規制も改正案と同時に議論するよう求める。日本維新の会と国民民主党は国民投票法改正案の採決に賛成している。 今国会初めて開かれた衆院憲法審査会=15日午前