全国募集学科設置を県に要望へ 下北総合開発期成同盟会

下北総合開発期成同盟会(会長・宮下宗一郎むつ市長)は9日、むつグランドホテルで2021年度総会を開き、青森県への22年度最重点要望事項として、県立大間高とむつ市内の県立高1校にそれぞれ新学科を設置し、生徒を全国募集するよう求める方針を申し合.....
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 下北総合開発期成同盟会(会長・宮下宗一郎むつ市長)は9日、むつグランドホテルで2021年度総会を開き、青森県への22年度最重点要望事項として、県立大間高とむつ市内の県立高1校にそれぞれ新学科を設置し、生徒を全国募集するよう求める方針を申し合わせた。[br][br] 総会は非公開で行われ、終了後、宮下会長が取材に答えた。生徒の全国募集に向けて、大間高に水産業中心の1次産業に特化した学科、市内の高校には情報技術や人工知能など最先端のテクノロジーを学ぶ学科の設置を要請する。[br][br] 宮下会長は「人口減少を食い止めるため、地域がじり貧になる前に、われわれが積極的に前に出て行くことが大事だ」と意義を強調した。[br][br] 最重点要望事項はこのほか、下北半島縦貫道路の整備促進を引き続き求めることを決定した。新規事項として、むつ総合病院の新病棟建設支援や、津波に関する防災機能強化への支援を盛る案についても議論したが、結論を持ち越した。