8月前半には2回接種めど/新型コロナワクチンで厚労相

田村憲久厚生労働相は9日の記者会見で、新型コロナウイルスワクチンの高齢者接種に関し「7月または8月の早い時期までに態勢を整え、2回目の接種をしてもらいたい」との見通しを明らかにした。河野太郎行政改革担当相は会見で、米ファイザー製のワクチンを.....
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 田村憲久厚生労働相は9日の記者会見で、新型コロナウイルスワクチンの高齢者接種に関し「7月または8月の早い時期までに態勢を整え、2回目の接種をしてもらいたい」との見通しを明らかにした。河野太郎行政改革担当相は会見で、米ファイザー製のワクチンを6月中に最大約4500万回分(約2250万人分)調達できると明言。5月までの調達分と合わせ、全高齢者分のめどが立ったとの認識を示した。[br][br] 約3600万人と想定している高齢者への接種は今月12日に始まる。田村氏は、6月中に全高齢者が2回の接種を終えるのは困難だと指摘した。河野氏は、接種の進展は自治体の規模に応じて異なると説明。早めに終えた自治体が、65歳未満で基礎疾患がある人の接種を始めることは可能になるとした。 [br][br] 一方で田村氏は、関西圏を中心に広がっている変異株は若い人でも重症化する恐れがあるとして「高齢者がワクチンを打ったからといって安心はできない」と強調。当面は感染リスクが高い行動を避けてほしいと注意喚起した。