【新型コロナ】N501Y変異株を初確認、感染経路は不明/青森県

青森県は7日、3月下旬以降に弘前保健所管内で新型コロナウイルスに感染した1人から、N501Y変異株が県内で初めて確認されたと発表した。英国型、南アフリカ型、ブラジル型のいずれかとみられるが、ウイルス量が少ないため詳しい検査を行うことができず.....
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 青森県は7日、3月下旬以降に弘前保健所管内で新型コロナウイルスに感染した1人から、N501Y変異株が県内で初めて確認されたと発表した。英国型、南アフリカ型、ブラジル型のいずれかとみられるが、ウイルス量が少ないため詳しい検査を行うことができず、特定できないという。[br][br] 県によると、変異株は民間検査機関のスクリーニング検査で確認された。感染者は重症化しておらず、変異ウイルスに感染した経路は不明。[br][br] N501Y変異株は感染力が強いとされるが、県内での広がりはない。県内ではこれまで、ワクチンの効果に影響するとされるE484K変異株が1例確認されていた。[br][br] 変異株は3月末までに34都道府県で確認されている。県感染症対策コーディネーターの大西基喜医師は「変異株はこれから何例も出てくるだろう。今までの感染対策をしっかり行うことが重要だ」と説明した。[br][br] 一方、県環境保健センターが、大規模なクラスター(感染者集団)が発生した青森市の障害者施設を対象に行ったウイルスの遺伝子検査では、変異株は確認されなかった。