韓国サムスン営業益4割増 巣ごもり需要で予想上回る

【ソウル共同】韓国の電機大手サムスン電子が7日発表した2021年1~3月期連結決算(暫定集計)は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比44・2%増の9兆3千億ウォン(約9100億円)となった。売上高は17・5%増の65兆ウォンだった。前期.....
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 【ソウル共同】韓国の電機大手サムスン電子が7日発表した2021年1~3月期連結決算(暫定集計)は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比44・2%増の9兆3千億ウォン(約9100億円)となった。売上高は17・5%増の65兆ウォンだった。前期比でも営業利益は2・8%増、売上高は5・6%増だった。[br][br] 聯合ニュースは、市場予想を大きく上回る好業績だと報道。サムスン電子は部門別の業績を公開していないが、新型コロナウイルスの影響により自宅で過ごす時間が増える中、スマートフォンやテレビなど家電部門が好調だったとの見方が出ている。1月発売のスマートフォン「ギャラクシーS21」シリーズの売り上げが好調だった。 [br][br]ただ、半導体はやや不振で、聯合は「米中の半導体を巡る覇権争いが激化する中(両国のはざまで)『サンドイッチ』となったサムスン電子の不確実性がさらに高まった」との懸念を伝えた。[br][br] 一方、LG電子も7日、1~3月期連結決算(暫定集計)を発表し、営業利益は前年同期比39・2%増の1兆5178億ウォンで、四半期では過去最高となった。聯合によると、スマホ部門は振るわなかったが、新型コロナの影響で家電やテレビが好調だったという。